難聴についてご説明します。

難聴とは、聴覚になんらかの問題があり、音が聞き取りにくくなることをいいます。
その原因はいくつかの種類に分けられ軽度から重度に分類されます。

  1. 伝音難聴

    音を伝える部分(外耳や中耳)に原因があります。

    中耳炎や鼓膜の損傷、耳あかづまりなどが主な原因です。医学的治療が可能とされています。

  2. 感音難聴

    音を感じる部分(内耳や内耳聴神経)に原因があります。

    加齢や病気、長期間の騒音影響などが主な原因です。医学的治療が難しいとされています。

  3. 混合性難聴

    伝音難聴と感音難聴の両方の症状を併せ持っています。

    どちらの部分の原因がより大きいかによって、その症状は人によって様々です。

伝音難聴・感音難聴・混合性難聴

音が聞こえにくくなることは、自然なことです。

年を重ねることで起こる聴力低下は、特別なことではありません。
多くの場合、高い音から少しずつ聞こえにくくなり、
70代では会話の聞き取りまでも困難になることがあります。

難聴の程度と年代別聞き取り度合い(個人差があります)

難聴の程度と年代別聞き取り度合い

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